犬の耳だれは病気のサイン?考えられる原因や対処法とは
犬の病気

2025年12月8日

愛犬の耳から耳だれが出ていると、病気なのかと心配になりますよね。受診した方が良いのか、自宅でのケアはどうすれば良いのかなど疑問も出てくるかと思います。こちらの記事では犬の耳だれの原因や対処法をご紹介します。

犬の耳だれは病気のサイン?耳だれの色やにおいでわかる主な原因

「耳だれ」とは耳から流れ出る膿などの液体(分泌物)のことで、何らかの耳のトラブルが起きている可能性が高いサインです。
耳だれの原因で最も多いのは外耳炎で、外耳炎が進行して中耳炎になっても耳だれが見られることがあります。

また耳だれは、その原因によって色やにおいが異なります。耳だれの色やにおい別に考えられる原因をご紹介します。

黄色くて、ツンとした不快なにおいや甘いにおいがする場合

色が黄色く、ツンとした不快なにおいや甘いにおいのする耳だれが出ているときは、細菌が異常に増殖し、外耳炎が起こっている可能性が高いです。
悪化して中耳炎を引き起こしている場合も、同じような耳だれが出る可能性があります。この場合、外耳炎よりも耳だれの量が多くなる傾向があります。

濃い茶色で、カビ臭い場合

耳だれが濃い茶色や赤黒い色で、カビのようなにおいがある場合は、マラセチア菌という真菌が異常に増殖して外耳炎が起こっている可能性が高いです。
悪化して中耳炎が起こっている場合も同じような耳だれが出ることがあります。この場合は外耳炎よりも耳だれの量が多くなる傾向があります。

耳だれで動物病院を受診する目安

耳だれが出ているときは耳に炎症が起きている可能性が高いため、動物病院の受診をおすすめします
特に下記のような様子が見られる場合は緊急度が高いため、夜間や休日であっても救急受診をした方が良いでしょう。

  • 首が左右どちらかに傾いている
  • まっすぐ歩けずフラフラしている
  • 目が小刻みに揺れている
  • 同じ場所をくるくる回る
  • けいれんしている
  • 嘔吐している
  • 高熱がある
  • 元気がなく、ぐったりしている

このような様子がない場合は、診察時間内に受診してください。

愛犬に耳だれが見られるときの対処法

前述の通り、愛犬に耳だれが見られるときは耳のトラブルが起こっているため、まずは動物病院を受診するようにしてください。受診後、自宅では下記のようなケアを行いましょう。

こまめな耳と行動のチェック

耳だれがあるときは、愛犬の耳の状態や行動に下記のような変化がないか、できるだけ毎日チェックしましょう。

  • 耳垢の色・量・質感に変化はないか
  • 耳から悪臭はしないか
  • 耳に赤みや腫れはないか
  • 耳に熱を持っていないか
  • 首が左右どちらかに傾いていないか
  • フラフラしていないか、まっすぐ歩いているか
  • 目が小刻みに揺れていないか

上記に当てはまる変化や異常がある場合は、速やかに動物病院を受診するようにしてください。

耳だれや汚れを拭き取る

耳だれが出ているときや耳に汚れがあるときは、洗浄液を染み込ませたコットンやガーゼで耳の入り口付近を優しく拭き取るようにしましょう。
このとき耳の奥の汚れまで無理に取ろうとせず、目に見える範囲の汚れだけを拭き取るようにしてください。

処方薬の投与

動物病院を受診すると、点耳薬や飲み薬を処方されることがあります。獣医師の指示用法用量を守って投与するようにしてください。

必要に応じてアレルゲンを避ける

耳だれの原因がアレルギーによるものと診断された場合は、できる範囲でアレルゲンを避ける環境づくりを心がけましょう。
フードをアレルギー対応のものに変更する、寝具やカーペットをこまめに洗濯するなどしてアレルゲンを取り除けると良いですね。

愛犬に耳だれが見られるときに飼い主がやってはいけないこと

愛犬に耳だれが見られる場合、下記のことはしないように注意してください。症状が悪化してしまう可能性があります。

症状を放置する

耳だれは耳のトラブルが進行しているサインです。放置すると症状が悪化する可能性があるため、できるだけ早く動物病院を受診しましょう。

過度な耳掃除する

耳の奥の汚れを無理に取ろうとしたり、綿棒でこすったりするのはやめましょう。耳が傷つき症状が悪化するおそれがあります。

自己判断で薬を使う

市販の薬や過去に処方された薬、人間用の薬などを自己判断で使うのはやめましょう。受診して処方してもらった薬を、用法用量を守って使うようにしてください。

無理やり耳を見たり触ったりする

耳の中を無理やり見たり触ったりするのはやめましょう。耳を触られることが愛犬にとってトラウマになり、今後のケアや治療がしづらくなることがあります。特に痛みがあるときに耳を無理やり触るのは禁物です。

犬の耳トラブルの相談はオンラインでも

愛犬に耳トラブルが起こると、受診した方が良いのか、自宅でのケアはどのようにすれば良いのかなど悩むこともありますよね。
そんなときはペットのオンライン診療アプリ「ペットドクター」が便利です。家にいながらスマホのアプリで獣医師の診察を受け、獣医師が必要と判断した場合は薬を処方してもらうことができます。困ったときは利用を検討してみてくださいね。