2026年2月7日
愛犬が歯ぎしりをしていると、そのまま様子を見ても良いのか、動物病院で診てもらった方が良いのかなど疑問に思うこともあるかもしれませんね。こちらの記事では、犬の歯ぎしりで考えられる原因や対処法、受診の目安をご紹介します。
犬が歯ぎしりをするのはなぜ?考えられる主な原因
精神的なストレスや口腔内のトラブル、脳神経の病気など様々な理由で、愛犬が歯を強く食いしばったりカチカチ音を鳴らしたりする「歯ぎしり」をする様子が見られることがあります。犬の歯ぎしりの原因には、具体的に下記のようなものがあります。
ストレスや恐怖
運動不足や飼い主とのコミュニケーション不足、環境の変化、長時間の留守番などによるストレスや、飼い主の接し方、他の犬とのトラブルなどによる恐怖感が原因で歯ぎしりをすることがあります。
歯の生え変わり
子犬が歯ぎしりをしている場合、歯が生え変わる不快感が原因で歯を食いしばったり擦り合わせたりして歯ぎしりが起こることがあります。
口の中のトラブル、違和感
歯周病による歯茎の腫れや出血、虫歯による痛み、噛み合わせが悪い違和感などが原因で歯ぎしりをすることがあります。
歯ぎしり以外に口臭、歯茎の腫れや出血、よだれが増えるなどの様子が見られることがあります。
脳神経の病気
正式には歯ぎしりではありませんが、てんかんなど脳神経の病気による発作で歯をぐっと食いしばる歯ぎしりのような動きが見られることがあります。
このような動き以外に、全身のけいれん、同じところをぐるぐる回る、よだれを垂らすなどの様子が見られることがあります。
歯ぎしりに伴う要注意サイン
犬の歯ぎしりのような行動と共に下記のような様子が見られる場合は、口の中の強い痛みや脳神経系の病気の可能性があるサインです。すぐに動物病院を受診してください。
- 震え、けいれんが見られる
- ふらついている、まっすぐ歩けない
- 同じ場所をぐるぐる回る
- 大量のよだれが出ている
- ぐったりしている、元気がない
- 口の周りや頬に腫れや変形が見られる
犬の歯ぎしりの受診目安は?
前章でご紹介した要注意サイン以外に下記のような様子が見られる場合は、口の中にトラブルが起こっている可能性が高いです。できるだけ早めに動物病院を受診するようにしてください。
- 歯ぎしりが頻繁、または長時間続いている
- 口臭が強くなっている
- 歯茎に赤みや腫れがある
- 歯茎から出血している
- 歯に着色や歯石が見られる
- 歯がぐらついている
- 歯がすり減ったり欠けたりしている
- 顔や口周りを触られるのを嫌がる
- 食欲不振、食べづらそうにしている
犬の歯ぎしり、どうすればいい?正しい対処法
ここからは愛犬が歯ぎしりをしている際の対処法をご紹介します。適切な対処法は歯ぎしりの原因によって異なるため、考えられる原因を探ってそれに合った対処をできると良いでしょう。
口の中のケアをする
歯周病や口内炎など口の中のトラブルが原因で歯ぎしりが起こっている場合は、動物病院で適切な処置をした後、自宅でのケアで口の中を清潔に保つことが大切です。
少なくとも2〜3日に1回は歯磨きをする、こまめに水分補給をする、デンタルケアグッズを活用するなど、口の中をしっかりとケアするようにしましょう。
ストレスを軽減させる
環境の変化や運動不足、長時間の留守番、苦手な犬とすれ違ったなど、愛犬にとってストレスを感じる状況で、歯ぎしりの他に下記のような様子が見られる場合は、ストレスが原因の可能性があります。
- 頻繁にあくびをする
- 濡れていないのに頭をブルブル振る
- 尻尾を下げる
- ケージや家具の下に隠れる
- 過剰に吠える
- 家具やおもちゃを噛む
このような場合は、散歩の時間を増やす、嗅覚を使ったノーズワークのおもちゃを取り入れる、愛犬が安心できる場所(クレートなど)を用意する、飼い主と一緒に過ごす時間を増やすなどして、愛犬のストレスをできるだけ軽減してあげられると良いでしょう。
噛んでも良いおもちゃを用意する
子犬が歯の生え変わりの不快感で歯ぎしりをしている場合は、かじっても問題のないおもちゃを用意して不快感を和らげてあげると良いでしょう。
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