犬の歯が抜けたらどうする?対処法とやってはいけないこと
犬の病気

2026年2月7日

愛犬の歯が抜けたら、自宅で必要な対応はあるか、病院で診てもらう必要があるのかなど疑問に思うこともあるかもしれませんね。こちらの記事では、犬の歯が抜けたときに考えられる原因や正しい対処法などをご紹介します。

犬の歯が抜けた!考えられる原因とは?

犬の歯が抜ける原因は、年齢や生活状況によって異なります。下記のような原因が考えられます。

乳歯から永久歯への生え変わり 

生後3〜6ヶ月頃の子犬は、成長過程の中で乳歯から永久歯への生え変わりが起こります。この期間に歯が抜けたりぐらぐらしたりするのは、自然な現象です。

重度の歯周病 

成犬の歯が抜ける最も多い原因です。歯周病が重症化すると歯を支える土台(歯槽骨)が溶かされ、歯が抜け落ちることがあります。

外傷

硬いおもちゃを噛んだり、高い所から飛び降りて顔を打ったりした際の衝撃で歯が抜けることがあります。

加齢による歯茎の衰え 

歳をとると歯茎が痩せたり土台が弱くなったりして、些細な刺激で歯が抜けることがあります。

口腔内の腫瘍

腫瘍は口の中の構造を破壊するため、歯が抜けることがあります。

犬の歯が抜けたらどうすればいい?正しい対処法

愛犬の歯が抜けた際、乳歯から永久歯への生え変わりの時期であれば特に問題はありません。
しかし生え変わり時期以外に歯が抜けた場合は、何らかのトラブルが起こっている可能性が高いため動物病院での受診が必要です。下記の対応を行い、早めに受診するようにしましょう。

口の中を確認する

歯が抜けた部分の歯茎を見て、出血や赤み、腫れ、他にぐらついている歯はないかなどを確認します。
口の中にいつもと違う点があった場合は、受診の際に獣医師に伝えるようにしましょう。

抜けた歯を保管する 

抜けた歯は捨てずに清潔な容器に入れて保管するようにしましょう。動物病院を受診する際に持って行くと、診察に役立つことがあります。

犬の歯が抜けたときにやってはいけないこと

愛犬の歯が抜けたときに下記のような対応をすると、症状を悪化させたり愛犬にトラウマを与えたりする可能性があるため、避けるようにしてください。

放置する

成犬やシニア犬の歯が抜けた場合、口の中にトラブルや外傷がある可能性が高いです。
放置すると他の歯や歯茎、全身に影響が出るおそれもあるため、放置せずにできるだけ早く動物病院を受診するようにしてください

抜けた場所を触る

歯が抜けた場所を触ると、傷口から細菌が入る恐れがあります。また痛みがある部位を触られることで、顔周りを触られることや治療を怖がるようになるリスクもあります。
様子を見るためであっても、患部は直接触らないようにしましょう

人間用の消毒液や薬を使う 

人間用の薬は犬にとって有害な場合があります。絶対に自己判断で使用しないようにしてください。

硬いおやつやフードを与える 

歯が抜けた直後は歯茎が敏感になっています。硬いおやつやフードを与えるのは避けましょう。
ドライフードをぬるま湯でふやかしたり、ウェットフードに切り替えたりして、食事の負担を減らしてあげると良いですよ。

犬の歯を丈夫に保つために取り組みたいケア方法

愛犬の歯を丈夫に保つことで、病気によって歯が抜けるのを防ぐことができます。日頃から下記のようなケアに取り組みましょう。

歯磨きをする

歯磨きは歯周病予防の基本です。できるだけ毎日磨くのが理想ですが、少なくとも2〜3日に1回は磨けると良いでしょう。
様々なタイプの歯ブラシが市販されているので、愛犬が嫌がらないものを見つけて、少しずつ慣らしていきましょう。

デンタルケアグッズの活用 

歯ブラシが難しい場合や歯ブラシの補助の役割として、デンタルガムやおもちゃ、飲み水に混ぜるサプリなどのデンタルケアグッズを取り入れるのも、歯を丈夫に保つのに効果的です。

定期的な歯科検診 

健康であっても半年〜1年に1回は動物病院で口の中をチェックしてもらいましょう。自宅では気づけない歯石の付着や初期の歯周病を発見することができます。

バランスの良い食事

歯や歯茎を丈夫に保つためには、栄養バランスの良い食事を摂ることも大切です。
カルシウムやビタミンは骨や歯を強くする役割があります。ドッグフードには栄養バランスを考えてこれらの栄養素が入っていることが多いですが、獣医師に相談してサプリメントなどを取り入れるのも良いですね。

愛犬の歯に関する相談はオンラインでも

愛犬の歯にいつもと違うところがあるとき、自分で適切な対応を判断するのは難しいですよね。すぐに獣医師に診てもらえると安心ですが、動物病院に連れて行けないこともあるかと思います。

そんなときはペットのオンライン診療アプリ「ペットドクター」が便利です。家にいながらスマホのアプリでペットの様子を獣医師に診てもらい、必要な対応を教えてもらうことができます。困ったときは利用を検討してみてくださいね。