愛犬の皮膚がカサカサ…乾燥肌の原因とケア方法は?
犬の病気

2025年11月28日

愛犬の皮膚が乾燥してカサカサしているときは、症状を悪化させないためにも適切に対処する必要があります。この記事では、犬の乾燥肌の原因やケア方法などをご紹介します。

犬の皮膚は乾燥しやすい!

犬の皮膚は人間と比べて薄く、デリケートで乾燥しやすいという特徴があります。皮膚が乾燥するとバリア機能が低下し、肌トラブルや感染症を引き起こすリスクが高まります。そのため日頃から適切にケアを行い、乾燥を予防することが大切です。

犬の皮膚が乾燥する主な原因

犬の皮膚の乾燥は、さまざまなことがきっかけで起こります。主な原因は下記のとおりです。

空気の乾燥

空気が乾燥すると、皮膚の水分が失われるため乾燥肌になりやすいです。湿度が低くなる冬場はもちろん、夏場でもエアコンを使用していると部屋の空気が乾燥して乾燥肌を引き起こすことがあります。

シャンプーの種類や頻度が不適切

洗浄力の強いシャンプーを使ったり、頻繁にシャンプーをしすぎたりすると、必要な皮脂まで洗い流されてしまいます。皮脂が不足すると皮膚の保湿力が低下し、乾燥肌につながります。

食事の栄養バランスの乱れ

食事の栄養が偏っていると、皮膚の健康維持に必要なタンパク質や脂質などが不足して乾燥肌になることがあります。特に手作り食や偏食の犬では、栄養バランスが偏りやすい傾向にあります。犬の肌の乾燥でみられる症状

犬の肌が乾燥すると、毛が薄いお腹周り、皮膚が柔らかい首元や足の付け根などを中心に、下記のような症状があらわれます。

  • 皮膚のカサつき
  • 痒み
  • フケの増加
  • 毛がパサつく、ツヤがなくなる
  • 皮膚の赤み など

痒みがある場合、痒い場所をしきりに引っ掻く、舐める、物に擦りつけるといった行動がみられるようになります。症状が進むと掻きこわして血が出たり、傷口から雑菌が入って炎症を引き起こしたりすることもあります。

特に乾燥に注意が必要な犬種や特徴

どの犬種でも皮膚が乾燥することはありますが、下記の特徴がある犬は、特に乾燥しやすいため注意が必要です。

毛が少ない犬種

  • スムースコート・チワワ
  • ミニチュア・ピンシャー
  • イタリアン・グレーハウンド
  • ボストン・テリア
  • フレンチ・ブルドッグ
  • チャイニーズ・クレステッド・ドッグ
  • アメリカン・ヘアレス・テリア など

アトピー性皮膚炎を発症しやすい犬種

  • トイ・プードル
  • シー・ズー
  • 柴犬
  • ゴールデンレトリーバー
  • ラブラドールレトリーバー
  • フレンチ・ブルドッグ
  • ダックスフンド など

子犬やシニア犬、持病がある犬

バリア機能が発達途中の子犬や、皮脂の分泌量が減っているシニア犬は、皮膚が乾燥しやすいです。またホルモンの病気やアレルギーなど基礎疾患がある犬も、バリア機能が低下して乾燥肌になりやすい傾向があります。

自宅でできる犬の乾燥肌の予防・改善ケア方法

ここからは犬の乾燥肌を予防・改善するために自宅でできるケア方法をご紹介します。

適切な方法・頻度でシャンプーをする

犬のシャンプーは月に1~2回くらいを目安にし、頻繁に洗いすぎないようにすることが大切です。またシャンプーは犬専用のものを用意しましょう。乾燥が気になる場合は低刺激で保湿成分が入ったものを選ぶのがおすすめです。シャンプー後はすすぎ残しがないようにしっかり洗い流し、タオルドライをしてから早めにドライヤーで乾かすようにしてくださいね。

シャンプー後は保湿する

シャンプー後は特に肌が乾燥しやすい状態なので、ドライヤーで乾かしたら犬専用の保湿剤でケアするようにしましょう。毛をかき分けるようにして、保湿剤を皮膚に直接塗ってください。

部屋を加湿する

空気が乾燥する冬場や、夏場でもエアコンを使用するときは、加湿器などを使って部屋の湿度が下がらないように調節しましょう。犬の乾燥肌を防ぐには、湿度を40~60%くらいに保つのがおすすめです。

栄養バランスの整った食事をとる

肌の乾燥を防ぐには、体の内側からのケアも重要です。肌の健康維持に必要なタンパク質や脂質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素を中心に、バランスよく栄養が摂れるような食事を心がけましょう。

犬の乾燥肌で受診する目安は?

一見すると単なる乾燥肌のようでも、実際にはアレルギーや皮膚の感染症が関係していることもあります。家庭では見分けるのが難しい場合もあるため、愛犬に次のような症状があるときは早めに動物病院を受診しましょう。

  • ケアしても症状が改善しない
  • 皮膚がただれている
  • しきりに引っ掻いたり舐めたりしている
  • 出血、脱毛、膿、かさぶたなどがある
  • フケが床に落ちるほど多い
  • フケがベタベタしている

犬の乾燥肌の相談はオンラインでも

乾燥肌といっても、症状のあらわれ方や程度は犬種や年齢などによっても異なるので、ケア方法や受診の目安に悩むこともあるかと思います。そんなときはペットのオンライン診療サービス「ペットドクター」が便利です。自宅からオンラインで獣医師の診察を受けることができますよ。全国どこからでも利用できるので、困ったときは検討してみてください。