2025年11月29日
愛犬の耳にかさぶたができていたら、心配になりますよね。ケアの方法や病院で診てもらう必要はあるのかなど、気になることも出てくるかと思います。こちらの記事では、犬の耳にかさぶたができる原因や自宅での対処法、受診の目安などをご紹介します。
犬の耳にかさぶたができた!考えられる原因は?
かさぶたは、皮膚が傷ついたときに傷口から出た血や体液(滲出液)が固まったもので、傷ついた皮膚を保護して、皮膚が元に戻るのを助ける役割があります。
犬の耳にかさぶたができている場合、下記のような原因が考えられます。
外傷
お散歩のときに枝やフェンスに引っかかる、他の犬にかまれる、家の中で家具にぶつかるなどして傷ができたときに、血が出てかさぶたができることがあります。
痒みによる掻きこわし
細菌や真菌、耳ダニへの感染、食べ物やホコリへのアレルギー、耳の中への異物混入などによって外耳炎や皮膚炎が起こると、耳が痒くなることがあります。痒みが気になって掻きこわしてしまうと、血が出てかさぶたができることがあります。
血行障害
血行障害によって、耳先にかさぶたができることがあります。血行障害の原因のほとんどは寒さや栄養不良ですが、免疫不全や遺伝性の場合もあります。
腫瘍
腫瘍によってかさぶたができることもあります。腫瘍が大きくなると炎症が起こり、出血や滲出液によってかさぶたができます。
犬の耳にかさぶたができたらどうする?自宅での対処方法は?
耳にかさぶたができていても範囲が狭く、愛犬が痛がったり痒がったりしていなければ、自然と良くなることがほとんどです。痒がる様子が出てきていないかなど気をつけながら、様子を見ましょう。
かさぶたを気にして触ろうとする場合は、ストレスにならなければエリザベスカラーを着用させるのも一つの方法です。触ってしまうと傷が広がって症状がひどくなる可能性があります。
かさぶたがなかなか治らないときや、気になる症状がある場合は動物病院を受診して、適切な治療を受ける必要があります。受診の目安は次の章でご紹介します。
犬の耳のかさぶたで受診する目安は?
下記のような様子が見られる場合は、治療の必要があるため動物病院を受診してください。
- かさぶたが広がっている
- しきりに掻いている、痒みが強くなっていそう
- 繰り返しかさぶたができる
- 1週間以上かさぶたが治らない
- 耳の先端にかさぶたができている
- しこりや腫れがあり、大きくなっている
- 耳垢に粘り気がある
- 茶色、黒、黄色の耳垢が出る
- 耳から悪臭がする
- 耳や耳周りで脱毛が見られる
上記のような様子がなく、数日以内にかさぶたが自然と剥がれおちれば、動物病院を受診する必要はありません。とはいえ心配なときは、一度動物病院を受診してもかまいません。
犬の耳にかさぶたができたときに気をつけること
愛犬の耳にかさぶたができたときは、症状が悪化しないために下記のようなことに気をつけましょう。
無理に剥がさない
耳にかさぶたができていても、無理やり剥がさないようにしましょう。無理に剥がすと、傷口から出血したり細菌に感染したりする可能性があります。自然に剥がれ落ちるのを待つようにしてください。
触らせない
かさぶたができると、違和感や痒みから足で触ろうとしてしまうことがあります。触ると傷がついて出血したり、傷口から細菌感染して化膿したりしてしまうおそれがあります。
先にもご説明した通り、かさぶたを包帯で覆ったりエリザベスカラーを着用させたりして、触れないようにしてあげるのが良いでしょう。
濡れるのを避ける
かさぶたが濡れるとふやけて取れやすくなってしまうため、できるだけ濡れないようにしましょう。かさぶたの下の傷が治っていない状態でかさぶたが取れてしまうと、出血や細菌感染のリスクが高まります。
かさぶたができている間はシャンプーや水遊びはできるだけ控えられると良いですよ。
人間用の薬を使わない
犬のかさぶたに人間用の薬は使わないようにしましょう。人間用の薬は犬の使用を想定して作られていないため、使用すると体に影響やアレルギー反応が出る可能性があります。
犬の耳トラブルの相談はオンラインでも
愛犬の耳にトラブルがあるときは、できるだけ早めに獣医師に症状を診てもらえると安心ですよね。そんなときはペットのオンライン診療アプリ「ペットドクター」が便利です。家にいながらスマホのアプリで獣医師の診察を受け、症状に応じた対処法を教えてもらうことができます。獣医師が必要と判断した場合は、薬を処方してもらうことも可能です。困ったときは利用を検討してみてくださいね。