愛犬が他の犬に噛まれた!傷の処置方法は?相手の飼い主へはどう対応する?
2026年7月2日
愛犬が他の犬に噛まれると、突然のできごとに慌ててしまいどう対処したらいいのか悩む人が多いかと思います。この記事では、愛犬が他の犬に噛まれてケガをしたときの対処法や受診の目安、相手の飼い主への対応方法などをご紹介します。
愛犬が他の犬に噛まれたらどうする?
まず犬同士を引き離し、お互いの安全を確保しましょう。
バッグや上着などを犬と犬の間に入れて視界を遮ったり、空き缶を地面に落とすなどして音を出し、注意をそらせたりしながら、慎重に距離をとってください。
このとき、興奮した犬の間に手を入れると飼い主がケガをするおそれもあります。
犬同士が興奮している状態では、普段は人に慣れている犬でも、近くにいる人に反射的に噛みつくことがあります。
手で口元をつかむなどの行動も、飼い主がケガをする可能性があるため避けましょう。
犬同士を離した後は静かな場所へ移動して愛犬を落ち着かせつつ、ケガの有無を確認します。被毛の下に傷が隠れている場合もあるため、全身を優しく触りながら痛がる場所や出血がないかをよく観察するようにしてください。
痛みや恐怖から普段はしない攻撃行動が出ることもあるので、確認するときは顔周りや口元に手を近づけすぎず、愛犬の様子を見ながら慎重に行いましょう。
ケガをしている場合は、次の章でご紹介する対処方法を参考に応急処置を行ってください。
愛犬が噛まれてケガをしたときの対処方法と受診目安
犬が噛まれてケガをしたときは、すぐに応急処置を行い、その後動物病院を受診しましょう。具体的な対処方法は下記のとおりです。
1. 傷口を流水で洗う
細菌感染を防ぐため、傷口についた泥や唾液などの汚れを水道水でやさしく洗い流しましょう。水道が近くにない場合は、ペットボトルの水を使用してください。
愛犬が暴れる場合などは無理に洗おうとせず、そのままの状態で早めに動物病院を受診しましょう。
2. 止血する
血が出ている場合は、清潔なガーゼやタオルを傷口に当てて、上から軽く押さえて止血します。
押さえるのを嫌がったり、押さえてもなかなか血が止まらなかったりする場合は、すぐに動物病院で処置してもらいましょう。
3. 病院を受診する
止血まで済ませたら、ケガの程度にかかわらず一度動物病院を受診するのが安心です。傷口が小さくても、見た目以上に深く傷ついていて、内部で炎症が広がるおそれがあります。
また骨や神経の異常も見た目ではわかりにくく家庭で判断するのは難しいので、目立った傷がない場合でも早めに受診するようにしましょう。
特に以下の項目に当てはまる場合は緊急性が高いため、早急に受診してください。
- 傷の範囲が広い
- 押さえても血が止まらない
- ぐったりしている
- 顔や首、関節周りを噛まれた
- 歩き方がいつもと違う
- 胸やお腹を噛まれた
- 呼吸が苦しそう
- 歯ぐきの色が白っぽい
- 痛がって動かない
噛み傷で心配な「感染症」
犬の口内にはさまざまな菌が存在しており、噛まれた部位から菌が侵入すると感染症を引き起こすことがあります。
細菌感染が起こると、噛まれた数日後に傷口のまわりに腫れや膿といった症状があらわれます。症状が進むと膿がたまって腫れが強くなったり、元気や食欲の低下、発熱といった全身症状を伴ったりすることもあります。
日本国内では長期間、犬での狂犬病発生は確認されていませんが、海外から持ち込まれる可能性もありますし、特に渡航歴のある犬は注意が必要です。
不安な点がある場合は、動物病院や、飼い主が噛まれた場合は人の病院で相談しましょう。
相手の飼い主への対応方法
愛犬が噛まれた際は、相手の飼い主の名前と連絡先を確認しましょう。提示された電話番号にその場で発信し、つながることを確認しておくとより安心です。
また相手の犬の狂犬病ワクチンの接種状況を確認しておくと、受診時に役立ちます。
治療費の負担などについては、動物病院を受診した後に双方で話し合うのが一般的です。まずは受診して愛犬の安全を確保することが1番なので、その場ではできるだけ冷静に対処しましょう。
犬同士のトラブルによるケガを防ぐには
犬同士のトラブルは、普段の散歩やドッグランなど身近な場面で起こる可能性があります。ここからは犬同士のトラブルによるケガを防ぐ方法をご紹介します。
ドッグランでは愛犬から目を離さない
犬同士が遊んでいるように見えても、一方的に追いかけられていたり、だんだん興奮してきたりしてケンカに発展することがあります。
ドッグランで遊ばせているときは常に愛犬の様子を観察し、興奮が強くなる前に呼び戻して落ち着かせるようにしましょう。
散歩中は他の犬との距離を適切に保つ
散歩中に犬同士が出会うと、近づいて行ったりにおいを嗅いだりすることがあります。しかしすべての犬がコミュニケーションを好むわけではありません。
相手の犬に、こちらの犬をじっと見る、低い声でうなる、しっぽが下がる、毛が逆立つといった警戒のサインが見られたら、無理に近づけず距離をとってすれ違うようにしましょう。
犬同士の急な接触を避けるため、リードは短く持ち、常に飼い主がコントロールできる状態を保つことが大切です。
基本的なしつけを身につける
基本的なしつけを身につけておくことも、犬同士のトラブル防止につながります。
ケンカに発展する前に呼び戻したり落ち着かせたりできるよう、「待て」「おすわり」「おいで」などの基本的な指示に従えるようにしておきましょう。
犬のケガの相談はオンラインでも
犬同士のトラブルに限らず、愛犬がケガをすると心配になりますよね。ケア方法や受診のタイミングに迷うこともあるかと思います。
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