チワワが口の周りを痒がる!原因や受診目安、自宅でのケア方法は?
2026年8月7日
愛犬が口の周りを擦り付けたりしきりに掻いたりしていると、心配になりますよね。受診の必要性や自宅でのケア方法などが気になることもあるかと思います。こちらの記事では、チワワが口周りを痒がる原因や受診の目安、自宅でできるケア方法をご紹介します。
チワワが口の周りを痒がる!考えられる原因は?
チワワが口の周りを痒がっているときに考えられる原因には、下記のようなものがあります。
食べかすやよだれ
フードやおやつの食べかす、よだれなどが口周りに付着すると、皮膚への刺激になったり、湿った状態が続いたりすることで、皮膚トラブルにつながることがあります。
食物アレルギー
アレルゲンを含む特定の食べ物を口にした際に、アレルギー反応で口周りに痒みが出ることがあります。
口周り以外にも目の周り、耳、ワキ、指の間、背中などにも強い痒みが生じることがあります。
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎では皮膚のバリア機能が低下しているため、ホコリや花粉、ハウスダストなどの環境アレルゲンに免疫が過剰に反応し、口周りの痒みが引き起こされることがあります。
目の周りやワキ、お腹、耳、指の間などにも痒みが起こることがあります。
膿皮症
皮膚に元からいる細菌がバリア機能の低下や乾燥によって異常に増殖し、口周りの痒みを引き起こすことがあります。
痒み以外に赤みや湿疹、脱毛などの症状が現れることもあります。
マラセチア皮膚炎
皮膚に元からいるマラセチアという真菌(カビの一種)が異常に増殖し、強い痒みを引き起こすことがあります。
高温多湿な環境や皮脂が過剰に分泌されたタイミングなどで起こりやすいです。
痒み以外に赤い発疹や皮膚のベタつき、フケ、脱毛、脂っぽいにおいなどの症状が現れます。
ストレス
大きな音や環境の変化、長時間の留守番などによるストレスが、皮膚を舐めたり掻いたりする行動につながることがあります。
チワワは繊細で怖がりな性格の子が多く、ストレスによって痒みが出ることも多いです。
口周りのかゆみで動物病院を受診する目安
愛犬が口周りを痒がっていても、痒みが一時的で食欲や元気がいつも通りであれば様子を見てもかまいません。
ただしチワワは目が大きく出ているため、口周りを手で搔いたときに目を傷つけてしまわないか注意して見るようにしてください。
下記のような場合は、細菌や真菌による炎症やアレルギー反応で痒がっている可能性があります。
動物病院で適切な治療が必要なので、早めに受診しましょう。
- 1日に何度も、または長時間口の周りを掻いている
- 口の周りに発疹がある
- 口の周りの毛が薄くなっている、毛が抜けている
- 口周りや目の周りが腫れている
- 掻きすぎて血や膿が出ている
- 赤みや脱毛の範囲が明らかに広がっている
- 口周りがただれている
- 口周りの皮膚が黒ずんでいる
- 乾燥してフケが出ている
- 脂っぽい独特の臭いがする
- 口周りを触ろうとすると激しく嫌がる
- 食欲や元気がない、発熱している
チワワが口の周りを痒がるときに自宅でできるケア方法
ここからはチワワが口周りを痒がるときに自宅でできるケアをご紹介します。症状がないときでも日頃のケアで意識すると痒み予防につながるので、ぜひ取り入れてみてください。
食後や散歩後に口周りを拭き取る
食事や散歩の後は、ぬるま湯で濡らしたガーゼやペット用のウェットシートで口周りを優しく拭き取りましょう。
フードの食べ残しやよだれ、散歩時についた草や花粉が口周りに残っていると、皮膚が刺激されて痒みの原因になります。
シャンプーをこまめにする
ガーゼやウェットシートで綺麗にしきれない場合は、低刺激のシャンプーで口周りを洗う方法もあります。
シャンプーをしっかり泡立てて、包み込むように優しく洗ってください。
獣医師からシャンプーの頻度の指示がある場合は、その頻度を守りましょう。
保湿する
皮膚が乾燥するとバリア機能が低下し、少しの刺激でも強い痒みを感じやすくなります。
ペット用の保湿スプレーやローションを使って、口周りを保湿するようにしましょう。
特に口周りを拭いた後やシャンプーの後は皮膚の水分が奪われやすいため、しっかりと保湿してください。
しっかり乾燥させる
水分が皮膚に残っていると、菌が繁殖して痒みが強くなる可能性があります。
シャンプーや水遊びなどの後は、そのまま放置せずタオルや必要に応じてドライヤーでしっかり乾燥させましょう。
ドライヤーを使うときは冷風か弱めの温風に設定し、体から少し離して乾燥させてください。
エリザベスカラーを着用する
痒みがあるときに患部を触ってしまうと、症状が悪化するおそれがあります。
愛犬がどうしても患部を搔いてしまう場合は、エリザベスカラーを着用させるのも一つの方法です。
チワワは体が小さいため、首への負担が少ない軽量の布製のカラーや、ドーナツ型のクッションタイプのカラーがおすすめです。
エリザベスカラーを着用すると、視界が狭くなりいつも通りの行動がしづらくなります。
フードの器は食べやすいように台の上などに置く、ぶつかりそうな家具は移動させるなど生活のサポートをしてあげてください。
足の爪を短く切る
足の爪が伸びていると、痒みで患部を搔いてしまった際に皮膚を傷つけて症状が悪化する可能性があります。
爪が長いと傷が深くなることがあるため、普段から爪を適切な長さに整えておくことも大切です。爪切りが苦手な場合は、やすりで先端を丸く削るのも良いですよ。
アレルゲンを避ける
食物アレルギーやアトピー性皮膚炎が原因で口周りの痒みが起こっている場合は、アレルゲンとの接触を避けることが改善に繋がることがあります。
アレルギー対応のフードに変更する、部屋の隅までこまめに掃除する、空気清浄機を活用する、寝具をこまめに洗濯するなど、できるだけ身の周りのアレルゲンを取り除けると良いでしょう。
チワワのかゆみの相談はオンラインでも
愛犬が皮膚を痒そうにしているときに、原因やケアの方法がわからないと心配になりますよね。獣医師に早めに相談できると安心なこともあるかと思います。
そんなときはペットのオンライン診療アプリ「ペットドクター」が便利です。家にいながらスマホのアプリを通して愛犬の様子を獣医師に診てもらい、症状やケアの方法について相談ができます。困ったときは利用を検討してみてくださいね。