ポメラニアンが口の周りを痒がる!原因や受診目安、自宅でのケア方法は?

犬の病気

2026年8月9日

愛犬が口の周りを壁や床に擦り付けたり、しきりに掻いたりしていると心配ですよね。痒がる原因やケア方法が気になると思います。こちらの記事では、ポメラニアンが口の周りを痒がる原因や動物病院を受診する目安、自宅でできるケアなどをご紹介します。

ポメラニアンが口の周りを痒がるときに考えられる原因は?

ポメラニアンが口の周りを痒がる原因には下記のようなものがあります。

食べかすやよだれ

フードやおやつの食べかす、よだれなどが口周りに残っていると、皮膚への刺激や細菌・マラセチア菌の増殖につながり、炎症やかゆみを引き起こすことがあります。
ポメラニアンは毛が長い子が多いため、気づかないうちに口周りの汚れが溜まってしまいがちです。

食物アレルギー

アレルゲンを含む食物を食べた際のアレルギー反応で口周りが痒くなることがあります。
口周り以外に目や耳、足先に痒みが生じる場合もあります。

アトピー性皮膚炎

遺伝的な体質がある場合、ハウスダストマイトなどの環境中のアレルゲンに反応するなどして、皮膚にかゆみや炎症が起こることがあります。
口周りのほかに、目や耳、脇の下、足先、下腹部などに痒みが生じることがあります。

膿皮症(細菌性皮膚炎)

皮膚に元からいる細菌が、バリア機能の低下などをきっかけに増殖して炎症を起こし、口周りに痒みが生じることがあります。
痒み以外に赤みやポツポツとした発疹、かさぶたなどが現れます。

マラセチア皮膚炎

皮膚に元からいる「マラセチア」というカビの一種が、過剰な皮脂や高温多湿な環境によって過剰に増殖することで起こります。
痒み以外に皮膚のベタつきや脂っぽいにおい、フケや脱毛などが生じることがあります。

口周りや歯のトラブル

口の中の痛みや歯周病などが原因で口周りを気にすることもあります。口周りをかゆがっているように見えても、皮膚だけが原因とは限らない点に注意が必要です。

口周りのかゆみには治療が必要?受診の目安

愛犬が口周りを痒がっていても、痒みが一時的でその後気にしなくなり、食欲や元気などがいつも通りであれば、しばらく様子を見ても構いません。

ただし下記のような様子が見られる場合は、細菌やマラセチアによる炎症やアレルギー反応で痒がっている可能性があり治療が必要なので、できるだけ早めに動物病院を受診するようにしましょう。

  • 1日に何度も、または長時間口の周りを掻いている
  • 口の周りに発疹がある
  • 口の周りの毛が薄くなっている、毛が抜けている
  • 口周りや目の周りが腫れている
  • 掻きすぎて血や膿が出ている
  • 口周りがただれている
  • 口周りの皮膚が黒ずんでいる
  • 乾燥してフケが出ている
  • 脂っぽい独特の臭いがする
  • 口周りを触ろうとすると激しく嫌がる
  • 食欲、元気がない

上記のような様子が見られなくても、心配なことがある場合は一度動物病院を受診すると安心です。

ポメラニアンが口の周りを痒がるときに自宅でできるケア方法

愛犬が口周りを痒がるときには、動物病院での治療と並行して自宅で下記のようなケアを行いましょう。

食後や散歩後に拭く

食事や散歩の後は、口の周りによだれや食べかす、花粉など、痒みの原因になるものが付着している可能性が高いです。
ぬるま湯で湿らせたコットンや犬用のウェットシートで優しく拭き取るようにしましょう

乾燥させる

口周りに水分が残っていると、細菌やマラセチアが増殖しやすくなります。
口周りの拭き取りやシャンプーの後は、乾いたタオルで水分をやさしく拭き取りましょう。ドライヤーを使う場合は、熱風を近づけすぎたり長時間当てたりしないよう注意してください

保湿する

皮膚が乾燥しているとバリア機能が低下して、痒みが起こりやすくなります。
犬用のローションやジェルでこまめに保湿をしてあげると良いでしょう
特にシャンプーや拭き取り後は、乾燥させたあとにしっかり保湿しましょう。

口周りの毛をカットする

口周りの毛が長いと、食べかすやよだれ、ホコリなどが付着して、皮膚トラブルによる痒みが起こりやすくなります。
ポメラニアンの場合は、1〜2ヶ月に1回を目安にトリミングサロンや動物病院でカットしてもらうと良いでしょう

エリザベスカラーを着用する

痒みがある部分をさらに掻くと、炎症が悪化してしまう可能性があります。
愛犬がどうしても掻いてしまう場合は、エリザベスカラーを着用するのも一つの方法です。

エリザベスカラーを着用すると視界が狭くなるため、いつも通り生活するのが難しいことがあります。
フードの器を食べやすいように台の上などに乗せる、ぶつかりそうな家具は移動させるなど、愛犬が生活しやすいようにサポートしてあげてください。

アレルゲンを避ける

特定の食べ物や、花粉やホコリなどの環境アレルゲンのアレルギー反応で痒みが出ている場合は、アレルゲンを避けると改善に繋がることがあります。
アレルギー対応フードに変更する、空気清浄機を活用する、こまめに掃除するなど、できるだけ愛犬とアレルゲンの接触を減らすようにしてください。

ポメラニアンのかゆみの相談はオンラインでも

愛犬が口周りをしきりに搔いていたり擦り付けたりしているときは、できるだけ早く原因やケア方法を知ることができると安心ですよね。とはいえ、すぐに動物病院に連れて行くのが難しいこともあるかと思います。
そんなときはペットのオンライン診療アプリ「ペットドクター」が便利です。家にいながらスマホのアプリを通して愛犬の様子を獣医師に診てもらい、症状やケアについて相談ができます。獣医師が必要と判断した際には薬の処方をしてもらうことも可能です。困ったときは利用を検討してみてくださいね。