2026年3月11日
愛猫の歯が欠けたり折れたりすると「痛くないのか?」「放っておいても大丈夫?」などと不安になりますよね。猫の歯はデリケートで、状態によっては治療が必要になることがあります。こちらの記事では、猫の歯が欠けた・折れたときの対処法や受診の目安、注意が必要なことなどをご紹介します。
猫の歯が欠ける・折れるのはなぜ?考えられる主な原因
猫の歯が欠ける・折れるのには下記のような原因が考えられます。
硬いものを噛んだ
鹿の角や骨といった硬いおやつや硬いおもちゃを噛んだときに、歯が欠けたり折れたりすることがあります。
高い場所からの落下や衝突
高いところからの着地に失敗したり壁や家具にぶつかったりした衝撃で、歯が欠ける・折れることがあります。
吸収病巣
猫特有の歯が溶ける病気です。歯を壊す細胞が活性化し、付け根あたりから歯が溶けて弱くなります。進行すると歯が脆くなり、歯が欠ける・折れることがあります。
加齢による歯の劣化
加齢に伴って歯や歯の周辺組織が変化し、若い頃に比べると歯が欠けたり折れたりしやすくなることがあります。
猫の歯が欠けた・折れたときに注意が必要なこと
愛猫の歯が欠けた・折れた場合は、できるだけ早めに動物病院で相談することをおすすめします。痛そうな様子が見られなくても、歯の内部で炎症や感染が進行している可能性があります。
中でも特に注意が必要なのは、欠けた・折れた歯の断面がピンクや赤、黒に見える状態です。
神経が露出している可能性があり、強い痛みが生じるほか、細菌感染して様々な症状を引き起こすリスクが高くなります。この場合は、可能な限り早めに動物病院を受診してください。
これ以外にも早めの受診が必要となる目安を次の章でお伝えします。
こんなときは早めに動物病院を受診しよう
前章でお伝えしたように、愛猫の歯が欠けたり折れたりした際は動物病院で診察を受けるようにしましょう。特に下記のような症状が見られる場合は、可能であれば当日中の受診を検討してください。
- 歯の断面がピンクや赤、黒になっている
- 口臭が急に強くなった
- よだれが多くなり、口を気にする仕草をする
- 食事を片側だけで噛む、ポロポロこぼす
- 顔が腫れている
猫の歯が欠けた・折れたときの対処法
愛猫の歯が欠けた・折れたときは、まず家庭で下記のような対処をしてください。その上で、できるだけ早めに動物病院を受診するようにしましょう。
安静に過ごす
硬い食事やおもちゃは与えず、できるだけ安静に過ごすようにしましょう。
欠けた・折れた歯を保管する
欠けた・折れた歯は清潔な容器で保管して、動物病院に持って行きましょう。診察の際に役立つことがあります。
猫の歯が欠けた・折れたときにやってはいけないこと
愛猫の歯が欠けた・折れたときには、下記のようなことをしないようにしましょう。症状が悪化する危険性があります。
症状を放置する
歯が欠けたり折れたりした際は、放置せずに動物病院を受診するようにしましょう。痛そうにしていなくても、見えないところでトラブルが起こっている可能性があります。
人間用の薬を飲ませる
人間用の薬は猫に有害な成分が含まれている可能性があるため、使用しないようにしてください。
無理に口を開けようとする
欠けた・折れた部分を見ようとして無理に口を開けないようにしてください。痛みを感じてトラウマになったり治療が難しくなったりする可能性があります。
猫の歯を丈夫に保つために取り組みたいケア方法
ここからは猫の歯を丈夫に保つためのケアをご紹介します。習慣にして歯のトラブルを予防しましょう。
歯磨きをする
猫の歯を丈夫に保つためには、歯磨きで口の中を清潔にしておくことが重要です。歯磨きを怠ると歯垢が歯石へと変化し、歯周病の原因になることがあります。
トラブルを予防するためには、できれば毎日歯磨きをするのが理想ですが、無理のない頻度で継続することが大切です。歯と歯茎の間や奥歯まで丁寧に磨くようにしましょう。
口の中をこまめにチェックする
口の中をこまめにチェックするようにしましょう。歯茎に赤みや腫れはないか、出血してないか、口臭は強くないか、歯石は溜まっていないかなどを確認してください。
気になる点があるときは動物病院で相談しましょう。
定期健診を受ける
目立ったトラブルがなくても、半年〜1年に1回は動物病院で定期健診を受けるようにしましょう。自宅でのチェックでは気付けない汚れやトラブルの初期症状などが見つかることがあります。
食事を工夫する
ドライフードの中には、噛むときの物理的な刺激によって歯を清掃する効果が期待できるものもあります。そのため愛猫が嫌がらなければ、ドライフードを選ぶのがいいでしょう。歯を綺麗にする手助けをしてくれます。
糖分を多く含むおやつは与えすぎないよう注意しましょう。
猫の歯に関する相談はオンラインでも
愛猫の歯に変化が見られる際に「病院に行くほどではないかもしれないけど心配」「今の状態は正しいの?」など不安になることもあるかと思います。
そんなときはペットのオンライン診療アプリ「ペットドクター」が便利です。家にいながらスマホのアプリで愛猫の様子を獣医師に診てもらい、適切な対処法についてアドバイスをもらうことができます。困ったときは利用を検討してみてくださいね。