2026年4月18日
柴犬は体質や性格上の理由から、起こりやすいトラブルや病気があります。愛犬が健康で過ごすには、飼い主がトラブルのサインをできるだけ早く発見し、日頃から予防に取り組むことが大切です。こちらの記事では、柴犬がなりやすい病気の症状や予防方法、症状が見られたときの受診の目安などをご紹介します。
柴犬の特徴
柴犬の体質や性格の特徴には下記のようなものがあります。
頑丈な体をもつ一方で、これらの特徴から特定のトラブルや病気が起こりやすいという一面もあります。
アレルギー体質になりやすい
柴犬は遺伝的にアレルギー体質になりやすい犬種です。親犬がアレルギーを持っている場合、子犬もアレルギー体質であることが多いです。
アレルギー体質の場合、肉類、乳製品、小麦などの食べ物、ハウスダスト、ダニ、花粉などに免疫が反応して、アレルギー反応が起こることがあります。
ダブルコートという毛の構造を持っている
柴犬の毛は「ダブルコート」という構造をしています。
ダブルコートとは、日光など外部の刺激から皮膚を守る外側の硬い毛(トップコート)と、防寒の役割がある内側の柔らかく密集した毛(アンダーコート)の、2種類の毛を持っていることです。
ダブルコートの犬には、春と秋にアンダーコートがごっそり入れ替わる換毛期という時期があります。
換毛期は抜け毛が多くなるほか、皮膚がデリケートになって皮膚トラブルが起こりやすくなります。
皮膚のバリア機能が弱い
皮膚のバリア機能は、アレルゲン、細菌、紫外線などの刺激から体を守り、体内の水分が蒸発するのを防ぐ役割を担っています。
柴犬はこのバリア機能の主成分である「セラミド」が生まれつき少なく、皮膚のバリア機能が弱い子が多いです。
そのため皮膚が刺激に弱く、アレルゲンや細菌が体内に侵入しやすいという特徴があります。
神経質である
柴犬は、神経質でストレスに敏感な傾向にあるといわれています。
その性格から、ストレスが原因の皮膚トラブルや胃腸トラブルが起こることがあります。
このような体質や性格の特徴をもつ柴犬がなりやすい病気について、次の章から具体的にご紹介します。
柴犬がなりやすい病気①アトピー性皮膚炎
どんな病気?原因は?
皮膚のバリア機能が弱っているところに、ハウスダストや花粉、カビなど環境中のアレルゲンが入りこみ、体が過敏に反応して皮膚に炎症が起こる病気です。
柴犬は遺伝的にアレルギー体質になりやすい、皮膚のバリア機能が弱い、ダブルコートで皮膚に湿気がこもってアレルゲンが繁殖しやすいなどの理由から、アトピー性皮膚炎になりやすいといわれています。
症状は?
- 顔、耳、足、ワキ、腹部などの痒み、赤み
- 皮膚のベタつき
- 掻き過ぎて皮膚が厚くなる
- 掻きすぎて脱毛する
- 湿疹が乾燥して皮膚がただれる
受診の目安は?
アトピーは自然に治ることはないため、赤みや痒みが見られたら一度受診するようにしましょう。
特に掻きすぎて皮膚が厚くなる、脱毛する、皮膚がただれるなどの症状がある場合は、迅速に受診するようにしてください。
予防方法は?
アトピーは遺伝的要因で発症することが多いため完全に予防するのは難しいですが、発症を遅らせたり悪化を防いだりするためには、日々のケアや生活環境を整えることが大切です。
月に1回を目安にシャンプーを行い、シャンプー後はしっかりと保湿をするようにしましょう。保湿はシャンプー後以外にも週に数回してあげると皮膚のバリア機能が高まります。
また週に1〜2回、換毛期はできるだけ毎日ブラッシングをすると、皮膚の通気性が良くなります。
花粉やダニ、ハウスダストなどのアレルゲンとの接触を減らすため、寝具やカーペットをこまめに洗濯したり、部屋を隅々まで掃除したりするのもアトピーの予防に繋がります。
治療やケア方法は?
アトピーは一度発症すると完全に治すことは難しく、症状を和らげるための治療が基本です。動物病院を受診すると、痒みや炎症を抑えるための薬が処方されます。
症状を悪化させないためには、治療と並行してアレルゲンを避ける、こまめにシャンプーをする、しっかり保湿をするなど、自宅でのケアが大切です。
柴犬がなりやすい病気②:食物アレルギー
どんな病気?原因は?
特定の食べ物に対して体が過剰に反応し、消化器症状や皮膚の炎症を引き起こします。
食物アレルギーを起こすアレルゲンは、牛肉、鶏肉、豚肉、ラム肉などの肉類、小麦やとうもろこし、米などの穀物、牛乳、チーズなどの乳製品、大豆などです。
柴犬は遺伝的にアレルギー体質になりやすいといわれており、食物アレルギーを持っていることも多いです。
症状は?
特定の食べ物を食べた後に以下の症状が見られます。
- 顔、耳、ワキ、お腹、肛門周り、肉球の間などの痒み、赤み
- 脱毛
- 皮膚の脂っぽさ
- 下痢、嘔吐
受診の目安は?
特定の食べ物で皮膚トラブルや下痢、軟便を繰り返す場合は、一度動物病院を受診するようにしましょう。
また下記のような症状が現れた場合は、夜間や休日でも急いで受診してください。
- 食後、全身に蕁麻疹がでた
- 口や喉の粘膜が腫れている
- 呼吸が苦しそう、呼吸困難
予防方法は?
新しいフードやおやつをあげるときは一度にたくさん与えず、少量から試して皮膚の様子や便の状態を観察してください。
またフードやおやつは、不必要な添加物ができるだけ含まれていないものを選ぶと良いでしょう。
特定の食べ物を食べて体を痒がったり下痢をしたりする場合は、早めに動物病院で相談してアレルギー検査を受けるのも一つの方法です。愛犬がいつ何を食べたかを把握しておき、受診時に伝えましょう。
治療やケア方法は?
主な治療方法はアレルゲンとなる食物の排除です。
血液検査やそれまでの食事歴からアレルゲンを推測し、アレルギー対応フードを一定期間継続して食べさせ、症状が改善するかを確認します。
食事療法だけで症状がおさまらない場合は、内服薬や塗り薬を使うこともあります。
柴犬がなりやすい病気③:膝蓋骨脱臼(パテラ)
どんな病気?原因は?
膝のさらの骨(膝蓋骨)が本来の位置からずれてしまう病気です。
先天的な骨格の異常が原因で起こることが多く、他にも滑りやすい床、高い場所からのジャンプ、肥満、事故や落下などでの衝撃で膝に負担がかかって起こることもあります。
柴犬は生まれつき膝蓋骨が外れやすい骨格であることが多く、膝蓋骨脱臼になりやすい犬種とされています。
症状は?
- 歩行中に突然片足を上げる
- ケンケン、スキップのような歩き方、走り方をする
- 散歩中に急に座り込む
- 階段の上り下りや散歩を嫌がる
- 膝からコキコキ音がする
受診の目安は?
前述のような症状が現れた場合は、すぐに元に戻ったとしても一度動物病院を受診しましょう。放置すると症状が進行するおそれがあります。
特に常に足が上がっている、3本足で歩き続けている場合などは、すぐに受診しましょう。
予防方法は?
自宅で足が滑らないように、フローリングにはカーペットやマットを敷いてあげましょう。
階段の上り下りや高いところからの飛び降りは膝に負担がかかるため、飛び降りないよう抱っこしてあげる、ソファやベッドにペット用のスロープをつけるなどの対策ができるといいですね。
また太り過ぎは関節にダメージを与えるため、日頃から適切な運動量と食事量を意識して、健康な体型を維持しましょう。
治療やケア方法は?
症状が軽度の場合は、鎮痛剤や関節ケア用のサプリメントを使って様子を見ることが多いです。投薬と並行して、体重管理や筋力強化のための適度な運動、激しいジャンプや段差を避ける、滑りにくい床にするなど、自宅でのケアや環境整備が必要です。
投薬治療や環境整備で改善しない場合は、脱臼の原因や骨格の形に応じた手術が行われることがあります。
柴犬がなりやすい病気④:股関節形成不全
どんな病気?原因は?
骨盤と太ももの骨をつなぐ股関節の形に異常が生じて関節がうまく噛み合わず、痛みや歩行障害を引き起こす病気です。
股関節が正常に噛み合わない骨格の遺伝が原因で起こることが多く、他にも肥満や激しい運動などが原因となることもあります。
柴犬は遺伝的な理由から股関節形成不全になりやすい犬種とされています。
症状は?
- お尻を左右に大きく振って歩く
- 後ろ足を揃えたまま走る
- 立ったり座ったりするのを嫌がる
- すぐに座る
- 後ろ足の間隔が狭い
受診の目安は?
上記のような症状が現れた場合は、一度動物病院を受診しましょう。早めに病気を発見して、治療を始めることが大切です。
予防方法は?
室内ではフローリングで滑らないようマットやカーペットを敷き、足腰に負担がかからない環境を作ってあげてください。足の裏の毛をこまめにカットしておくと、床で滑りづらくなります。
激しいジャンプや急なダッシュなどの動きはできるだけ控えたいので、興奮させすぎないようにしましょう。
また肥満は関節への負担が大きくなるため、適切な食事量と運動量で体型管理をするようにしてください。
治療やケア方法は?
日常生活に支障をきたさないようにするために、まずは関節の痛みや炎症を緩和するための鎮痛剤や抗炎症薬が処方されることが多いです。
筋力を維持するための運動療法や水中歩行などのリハビリが行われることもあります。
効果が見られない場合や症状の重症度によっては、手術が行われることもあります。
柴犬がなりやすい病気⑤:緑内障
どんな病気?原因は?
眼球の中から外にかかる圧力(眼圧)の上昇によって引き起こされる目の病気です。
強い痛みを伴い、場合によっては失明する危険性があります。
緑内障には、遺伝的要因で起こる「原発性緑内障」と、他の病気やケガが原因で起こる「続発性緑内障」の2種類があります。
柴犬がなりやすいのは「原発性緑内障」です。目の健康を保つ「眼房水」という水が排出される出口が生まれつき狭い、または閉じているために水がうまく排出されず、眼圧が上昇しやすい傾向にあります。
柴犬の約2〜3割に緑内障が発症するともいわれており、 どの年齢でも発症する可能性はありますが、4〜7歳ごろが特に多いようです。
症状は?
- 白目部分が赤い
- 目をこすったりひっかいたりする
- 目を細める、しょぼしょぼさせる
- まぶたがピクピクけいれんしている
- 物にぶつかるようになる
- 目の外側の層が白くかすんで見える
- 光への反応が遅く、瞳孔が開いている
- 目が大きく見える
受診の目安は?
緑内障は発症後24〜48時間で失明する恐れがある緊急度の高い病気です。
先にご説明した緑内障が疑われる症状がある場合は、その日中に動物病院を受診してください。
予防方法は?
緑内障は遺伝的な要因が大きく、予防をするのが難しい病気です。
そのため日ごろから、目が赤くないか、目をしょぼしょぼさせていないかなどを確認し、少しでも違和感を覚えたらすぐに動物病院を受診することが大切です。
また片方の目が緑内障になった場合、もう片方の目も発症する可能性が高いです。この場合は、予防を目的とした点眼薬の使用が検討されることもあります。
治療やケア方法は?
まずは眼圧を下げるための目薬や飲み薬で治療します。
炎症や痛みが強い場合は鎮痛剤が使われることもあります。
薬で症状が改善しない場合や再発した場合は、専門的な病院で手術が行われることがあります。
柴犬がなりやすい病気⑥:白内障
どんな病気?原因は?
目の中でレンズの役割をしている水晶体が濁った状態のことです。水晶体が濁ると、光が正常に届かなくなり、視力の低下に繋がります。
遺伝や糖尿病、加齢、目の外傷が原因で起こります。
柴犬は他の犬種と比べて、遺伝的に白内障を発症しやすい犬種です。1〜3歳ごろの若い年齢で発症することもあり、そのままにしておくと失明の危険があるため、できるだけ早い発見と治療が大切です。
症状は?どんな様子が見られる?
- 瞳が白く濁って見える
- 物によくぶつかる
- 暗い場所で動きたがらない
- まぶしそうにする、目を細める
受診の目安は?
上記でご紹介したような白内障が疑われる症状が見られる場合は、一度動物病院を受診するようにしてください。
白内障は時間の経過とともに進行して症状がひどくなっていくため、早めに発見して治療を始めることが大切です。
予防方法は?
白内障は遺伝的な要因も大きいため、 発症を完全に防ぐことは難しいですが、生活習慣で進行を遅らせることはできます。
紫外線を浴びすぎないようにするために、日中の紫外線が強い時間を避けて散歩をする、必要に応じて犬用のサングラスやサンバイザーを着用するのがおすすめです。
ビタミンC、ビタミンE、ルテインなど抗酸化成分を含むドッグフードやサプリメントを取り入れるのも良いでしょう。
また日ごろから愛犬の目の色や行動を観察し、違和感がある場合はすぐに動物病院で診てもらうことが大切です。
治療方法は?
全身麻酔をした上で白内障で濁った水晶体を取り除き、人工レンズと入れ替える治療を行います。
症状が初期〜中期の場合や、手術が難しい場合などは、白内障の進行を遅らせることを目的とした目薬での治療が行われることもあります。
柴犬がなりやすい病気⑦:胃腸炎
どんな病気?原因は?
食べ過ぎ、食べ慣れないものを食べた、誤食・誤飲、ウイルス感染、ストレス、薬の副作用が原因で起こります。
柴犬は慢性腸症や食物アレルギーが起こりやすい体質である、ストレスに敏感などの理由から、胃腸炎になりやすい犬種とされています。
症状は?
- 嘔吐、吐き気
- 下痢
- 血便
- 食欲不振
受診の目安は?
下記のような様子が見られる場合は、夜間や休日であっても急いで受診してください。
- 血便や黒っぽい便がでた
- 頻繁な嘔吐と下痢を繰り返す
- ぐったりしている
- 異物を誤飲、誤食した可能性がある
元気や食欲があり、下痢や嘔吐が1〜2回ほどでおさまる場合はこまめに水分を与えながら様子を見てもかまいません。ただし半日〜1日以内に回復しなければ、一度受診するようにしましょう。
予防方法は?
食器や水の入れ物はいつも清潔に保ち、拾い食いさせない、食べ過ぎを防ぐなど、食事を管理しましょう。
フードを変更する際は、1週間ほどかけて元のフードに新しいフードを少しずつ混ぜながら切り替えるようにしてください。
ストレスが原因で調子を崩しやすい場合は、飼い主と一緒にリラックスする時間を作るなど安心させてあげてください。
寒い季節は犬用の服を着せる、寝床に毛布を用意するなど体が冷えないように工夫しましょう。
治療やケア方法は?
一定期間絶食して胃腸を休ませ、水分補給や投薬、点滴などで治療が行われます。処方される薬は、寄生虫が原因の場合は駆虫薬、細菌が原因の場合は抗生物質など、胃腸炎の原因に応じて異なります。
柴犬がなりやすい病気⑧:甲状腺機能低下症
どんな病気?原因は?
体を活発にするための甲状腺ホルモンの分泌量が低下して、元気がなくなる病気です。
免疫機能が甲状腺を誤って攻撃することや、甲状腺の炎症・損傷、腫瘍などが原因で起こります。
柴犬は遺伝的に自己免疫疾患や甲状腺の炎症が起こりやすい犬種のため、甲状腺機能低下症になりやすいとされています。
症状は?
- 元気がなくなる、動きたがらない
- 太りやすくなる
- 体温の低下
- 心拍数の低下
- 皮膚にシワが増える
- 皮膚トラブルが増える
- 毛が抜ける
受診の目安は?
上記のような甲状腺機能低下症が疑われる症状がある場合は、動物病院を受診するようにしましょう。
老化やちょっとした不調と思われがちな症状でもありますが、変化を感じたら早めに受診しておくと安心です。
予防方法は?
甲状腺機能低下症は明確な予防方法が確立されていません。早めの発見と治療の開始が重要なので、1年に1回以上の健康診断を受けるようにしましょう。7歳以上のシニア期に入ったら、健康診断の頻度を上げるのも一つの方法です。
また毛が抜けている、皮膚トラブルが治らない、元気がない、太りやすくなったなどの変化がないか日ごろから観察し、違和感を覚えたら動物病院で診てもらいましょう。
治療やケア方法は?
足りない甲状腺ホルモンを補充するための薬が処方されます。
薬は一時的に服用するのではなく、生涯にわたって服用し続けることがほとんどです。
補充が必要なホルモン量を測るために、定期的な血液検査やホルモン検査を行いながら治療します。
柴犬がなりやすい病気⑨:認知症
どんな病気?原因は?
脳の神経細胞が壊れることで認識や記憶、判断といった能力に障害が現れる進行性の病気です。10歳以上の高齢の犬に見られることが多いです。
脳の老化、遺伝的要因、ストレスなどが原因で起こるとされています。
柴犬を含む和犬は洋犬に比べて遺伝的に認知症になりやすいとされています。また柴犬は神経質で頑固な性格であることから、ストレスの影響で認知症が起こりやすい傾向にあります。
どんな様子が見られる?
- 名前を呼んでも反応しない
- トイレの場所を忘れる、トイレ以外の場所で排泄する
- 昼夜逆転する
- 夜中に鳴く、徘徊する
- 家の中で迷子になる
- 壁にぶつかってずっと鳴き続ける
- ぐるぐると同じところを歩き続ける
受診の目安は?
上記でご紹介したような様子が見られる場合は、一度動物病院で相談しましょう。
認知症は完全に治る病気ではありませんが、早期に発見して愛犬に合ったケアの方法や治療を行うことで、症状の進行を緩和して生活がしやすいようにサポートすることができます。
予防方法は?
認知症の予防には、脳への刺激、食事改善、適度な運動が効果的です。シニア期にさしかかったら、次のような予防を生活に取り入れてみましょう。
脳への刺激
匂いでおやつを探すノーズワークのおもちゃ、いつもと違うコースの散歩、コマンドを使った簡単なトレーニングなどで、 脳に刺激を与えてあげましょう。
食事改善
ビタミンC、ビタミンE、カロテンを含むサプリメントや緑黄色野菜で抗酸化成分を、青魚(サバ・サンマ)、アマニ油、えごま油でDHA・EPAを摂取すると、脳の健康に良いとされています。
適度な運動
1日に2回、日光を浴びて散歩をすると、昼夜逆転を防ぎ脳への刺激になります。愛犬の様子を見ながら、無理のない範囲で散歩をするようにしましょう。
治療やケア方法は?
認知症の症状を緩和したり進行を遅らせたりするために、抗不安薬や精神安定剤、漢方薬などが処方されることがあります。
投薬以外にも、抗酸化物質を含むサプリメントを取り入れる、日光浴をさせる、積極的に運動させる、いつもと違う道を散歩して脳に刺激を与える、スキンシップを十分にとるなど、普段の生活でのケアが大切です。
柴犬に元気に過ごしてもらうために飼い主ができること
ここからは柴犬が元気に過ごすために、飼い主ができる病気の予防方法をご紹介します。
定期健診を受ける
目立ったトラブルや病気がないときでも、年に1回は定期健診を受けるようにしましょう。7歳以上のシニア期に入ったら、できれば半年に1回受けると良いでしょう。
健診を受けると病気の早期発見ができる他、長く健康に過ごすための状況に応じたアドバイスをもらうこともできます。
特に柴犬は我慢強い性格のため、痛みや違和感があっても隠している場合があります。獣医師にしっかりとチェックしてもらうと安心です。
バランスの良い食事を適量与える
愛犬の体質に合ったフードを選んで食べさせるようにしましょう。食べさせるフードに悩んだときは、かかりつけの動物病院で相談すると良いでしょう。愛犬の体質に合わせておすすめのものを教えてもらえることがあります。
また太り過ぎは体に負担がかかり、病気やケガの原因になります。愛犬の年齢や体重に適した量のフードを与えるようにしましょう。おやつのあげ過ぎにも注意してください。
十分に運動させる
柴犬は活発な犬種です。運動不足はストレスや太り過ぎの原因となるため、しっかりと運動させましょう。
散歩は1日2回、1回30分程度を目安に行えると良いでしょう。ボール遊びやドッグランで走り回る運動などを取り入れるのもおすすめです。
ストレスを発散させる
柴犬はストレスに敏感な犬種です。一方で我慢強い性格でもあるため、飼い主が意識的にストレスを発散させてあげることが大切です。
スキンシップを取りながら一緒に過ごす時間を作る、ノーズワークのおもちゃや引っ張り合いをするロープのおもちゃを取り入れる、気分転換にいつもと違う場所へ行くなど、その子に合ったストレス発散方法を見つけてあげられると良いですね。
柴犬の健康や病気の相談はオンラインでも
愛犬の体に気になることがあるときは、できるだけ早く獣医師に相談できると安心ですよね。とはいえすぐに動物病院に連れて行くのは難しいこともあるかと思います。
そんなときはペットのオンライン診療アプリ「ペットドクター」が便利です。家にいながらスマホのアプリを通して愛犬の様子を獣医師に診てもらい、必要な対応について相談することができます。困ったときは利用を検討してみてくださいね。