ラグドールが下痢をしたらどうする?ホームケアや受診目安を解説
2026年8月11日
愛猫が下痢をすると、体調が悪いのかと心配になりますよね。動物病院で診てもらった方が良いのか、自宅でできるケアはあるのかなど疑問に思うこともあるかと思います。こちらの記事では、ラグドールが下痢をしたときの原因や受診の目安、自宅でできるケアなどをご紹介します。
猫が下痢をしたときに考えられる原因は?
猫が下痢をしたときに考えられる原因には、下記のようなものがあります。
消化・吸収不良
食べ過ぎやフードの変更、脂肪や食物繊維の摂りすぎなどで胃腸に負担がかかると、消化・吸収不良が起こって下痢になることがあります。
誤食・誤飲
紐やゴムなどの異物を誤って飲み込むと、下痢や嘔吐が起こることがあります。
また殺虫剤や観葉植物など猫にとって有害なものを口にした場合にも下痢が起こることがあります。
感染症
細菌やウイルス、寄生虫などに感染すると、下痢の症状が見られることがあります。
それぞれの感染は、次のようなシチュエーションで起こることがあります。
・細菌感染…菌で汚染された食べ物や水を口にした
・ウイルス感染…すでに感染している猫の鼻水などの分泌物や排泄物、嘔吐物と接触した
・寄生虫感染…すでに感染している猫との接触や屋外に出る機会があった
食物アレルギー
アレルゲンを含む食物を口にすると、アレルギー反応で下痢になることがあります。
毛球症
毛球症とは、猫が毛づくろいで飲み込んだ毛が、胃や腸の中でかたまり(毛球)となって体内にとどまる病気です。
毛球症になると腸が刺激されて下痢になることがあります。
消化器・内分泌系の病気
膵炎、肝炎、胃腸炎などの消化器系の病気や、甲状腺機能亢進症などの内分泌系の病気の症状の一つとして下痢が起こることがあります。
ストレス
引越しや来客、家族構成の変化などのストレスが原因で下痢になることがあります。
ラグドールは下痢しやすい?
どんな猫でも下痢になる可能性はありますが、ラグドールは猫の中でもやや下痢になりやすい傾向にあるといえます。
これはラグドールならではの下記のような特徴が関係しています。
毛球症になりやすい
前章でご紹介した通り、毛球症になると腸が刺激されて下痢が起こることがあります。
ラグドールは被毛が長く密度も高いため、他の猫種よりも飲み込む毛の量が多く、毛球症になりやすいです。
大型で食欲旺盛
ラグドールは大型の猫で食欲旺盛です。食欲のままにフードを与えすぎると、消化・吸収がうまくできずに下痢になることがあります。
ストレスに敏感
ラグドールはデリケートでストレスに敏感な子が多いとされています。
そのため、環境の変化や飼い主とのコミュニケーション不足などでストレスが溜まると、下痢に繋がることがあります。
ラグドールの下痢で注意したい症状と受診の目安
愛猫が下痢をしていても、食欲や元気がいつも通りで、すぐに固形便に戻るようであれば、一時的な消化・吸収不良の可能性が高いため自宅で様子を見てもかまいません。
ただし下記のような場合は、病気が原因だったり、脱水を起こしていたりするおそれがあるため、早急に動物病院を受診してください。
- 下痢が数日続いている
- 誤食・誤飲した可能性がある
- 下痢と一緒に嘔吐もしている
- 血便や黒色の便が出る
- ぐったりしている
- 水分を全く摂らない
- 生後6ヶ月以下の猫が下痢をしている
- 虫を吐く、便の中に虫がいる
上記のような様子がなくても愛猫が下痢をしていて心配なことがある場合は、一度動物病院を受診すると安心です。
下痢のときに自宅で行いたいケア方法
愛猫が下痢のときは下記のようなホームケアを行って、快適に過ごせるようにサポートしてあげましょう。
消化に良い食事を与える
愛猫が下痢のときは、腸に負担が少ない食事を意識しましょう。
ドライフードを水でふやかしてから与える、無理のない範囲でフードの量を少なくする、1日の食事量を3〜5回に分けて少しずつ食べさせるなどすると、消化・吸収しやすくなります。
水分を十分に補給する
下痢になると体の水分が失われるため、脱水が起こりやすくなります。いつも以上に水分補給を意識しましょう。
愛猫がなかなか水を飲みたがらない場合は、ウェットフードを与える、自動給水器を導入する、水飲み場を家の中に複数作る、鰹出汁を水で薄めて味をつけるなどして、水分を十分に補給できる方法を見つけてみてください。
ストレスを発散させる
愛猫にストレスが溜まっていそうなら、しっかりと発散させてあげましょう。
環境の変化や長時間のお留守番の後などは、飼い主との時間を意識的に作ると良いでしょう。
1日の中で短時間でも良いので、おもちゃを使って一緒に遊んだり、コミュニケーションをかねてブラッシングやマッサージをしたりするのがおすすめです。
また愛猫が安心して過ごせる屋根つきのベッドや小さめの箱などを家の中に用意してあげるのも良いですよ。
お尻周りのケアをする
ラグドールが下痢になると、お尻周りの長い被毛に便が付いてしまうことがあります。
汚れがそのままついていると皮膚トラブルの原因になるため、排便後はお尻周りを確認しましょう。
汚れがついている場合はウェットシートやぬるま湯で湿らせたコットンなどで優しく拭き取ります。拭き取った後は乾いたタオルでしっかり水分を取るようにしてください。
ラグドールの下痢を予防するために日頃からできること
ここからは愛猫の下痢予防のために飼い主ができることをご紹介します。日頃から意識して行い、愛猫のお腹の健康を守りましょう。
フードは適量与える
食べ過ぎは消化・吸収不良の原因となるため、フードは適量与えるようにしましょう。
フードのパッケージに記載されている推奨されている量を守るようにしてください。
またおやつをあげる量が多かった日はフードの量を減らすなど、1日の中で調整できると良いですね。
フードの変更は少しずつ行う
フードを変更する際は、元から食べていたフードに新しいものを少しずつ混ぜて、徐々に切り替えるようにしましょう。
一気に切り替えてしまうと、腸内環境が乱れて下痢になりやすくなります。
こまめにブラッシングをする
毛球症による下痢を防ぐために、こまめにブラッシングをしましょう。
できれば週に2〜3回、春と秋の換毛期には毎日行うのが理想です。
ラグドールは飼い主とのふれあいを好む子が多いため、スキンシップもかねて優しく声をかけながらブラッシングができると良いですね。
生活環境を整える
誤食・誤飲が起こりそうなものは外に出したままにせず、棚の中など愛猫が届かない場所に片付けるようにしましょう。
ゴミ箱を蓋つきにしたり、棚を開けられないように鍵をつけたりするのもおすすめです。
ワクチンを接種する
猫がかかりやすい感染症の中には、ワクチンで予防できるものがあります。
かかりつけの動物病院で相談しながら、必要に応じてワクチンを接種するのも良いでしょう。
ラグドールの下痢の相談はオンラインでも
愛猫が下痢のときは、できるだけ早く獣医師に診てもらえると安心ですよね。とはいえ、すぐに動物病院に連れて行くのが難しいこともあるかと思います。
そんなときはペットのオンライン診療アプリ「ペットドクター」が便利です。家にいながらスマホのアプリで愛猫の様子を診てもらい、症状やケアの方法について相談することができます。困ったときは利用を検討してみてくださいね。